福岡よかとこ起業支援金の募集
いつかは起業や独立開業しようと考えている方も、このようなご時世で二の足を踏んでいませんか?
新型コロナウイルスの感染症拡大もあり、独立開業や法人設立などで事業を始めようと思っていても、なかなか前に進めない事情もよくわかります。
ただ、福岡県でも緊急事態宣言が複数回にわたり出さされていますが、福岡県による起業支援は引き続き実施されています。
具体的には、2021年5月17日から「福岡よかとこ起業支援金」という補助金の募集が開始されています。
起業を予定されている方など、補助金の概要については、下記をご参照ください。
補助金の概要
当起業支援金の概要は下記の通りとなっています。対象者の要件等、すこし理解するのが難しいかと思いますが、詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
補 助 額:上限200万円
補 助 率:起業に要する対象経費の2分の1以内
採択件数:予算の範囲内で10件程度
公募期間:令和3年5月17日(月)~令和3年6月25日(金)消印有効
事業実施期間:交付決定日~令和4年1月31日(月)
出典:「福岡よかとこ起業支援金」サイトより抜粋
起業支援金の対象者とは
当支援金の対象者は、(1)これから福岡県で起業する方と(2)福岡県で事業承継又は第二創業する方が想定されています。詳しくは、下記を参照ください。
(1)のケース
新たに起業する場合 ※補助対象者は、次に掲げる全ての事項に該当する者とする。
① 起業支援事業の公募開始日以降、起業支援事業の事業期間完了日までに個人事業の開業届出又は株式会社、合同会社、合名会社、合資会社、企業組合、協業組合、特定非営利活動法人等の設立を行い、その代表者となる者であること。
② 福岡県内に居住していること、又は起業支援事業の事業期間完了日までに福岡県内に居住することを
予定していること。
③ 法人の登記又は個人事業の開業の届出を県内で行う者であること。
④ 法令遵守上の問題を抱えている者ではないこと。
⑤ 申請を行う者又は設立される法人の役員が、暴力団等の反社会的勢力又は反社会的勢力との関係を有する者ではないこと。
⑥ 起業支援事業の実施年度、若しくは、それ以前の年度における「福岡よかとこビジネスプランコンテスト」2次審査参加者、令和3年度以降の「県内市町村が実施するビジネスプランコンテスト」参加者(「福岡よかとこビジネスプランコンテスト」2次審査参加者と同様に各ビジネスプランコンテストにおいてビジネスプランのブラッシュアップを受けた者)、又は令和3年度以降の「フクオカベンチャーマーケット」登壇者であること。
(2)のケース
事業承継又は第二創業する場合 ※補助対象者は、次に掲げる全ての事項に該当する者とする。
① 起業支援事業の公募開始日以降、起業支援事業の事業期間完了日までにSociety5.0関連業種等の付加価値の高い産業分野等での、地域課題の解決に資する社会的事業を、事業承継、又は第二創業により実施する個人事業主若しくは株式会社、合同会社、合名会社、合資会社、企業組合、協業組合、特定非営利活動法人等の代表者若しくはその代表者となる者であること。
② 福岡県内に居住していること、又は起業支援事業の事業期間完了日までに県内に居住することを予定していること
③ 事業承継又は第二創業により新たに実施する事業を福岡県内で行う者であること。
④ 法令遵守上の問題を抱えている者ではないこと。
⑤ 申請を行う者又は設立される法人の役員が、暴力団等の反社会的勢力又は反社会的勢力との関係を有する者ではないこと。
⑥ 令和3年度以降の「県内市町村が実施するビジネスプランコンテスト」参加者(「福岡よかとこビジネスプランコンテスト」2次審査参加者と同様に各ビジネスプランコンテストにおいてビジネスプランのブラッシュアップを受けた者)、又は令和3年度以降の「フクオカベンチャーマーケット」登壇者であること。なお、「福岡よかとこビジネスプランコンテスト」2次審査参加者については、振興センターが補助対象者と認めた者であること。
事業承継、第二創業でも活用できる支援制度となっているのが特徴的ですよね。
詳細については、出典にも記載した公式ページをご覧ください。
福岡の起業支援や補助金情報
以上、福岡県の支援金制度のお話でした。最大200万円の支援金となりますので、失敗できない起業や独立に、少しは背中を後押ししてくれる制度となるでしょう。
福岡で起業・開業するにあたっては、少しでも有利な環境で事業を開始したいことだと思います。
そのため、当事務所でも積極的に支援制度の情報提供を行うとともに、独立・開業後を見据えた、中長期的な視点でのサポートサービスを提供しています。
福岡で起業をお考えでしたら、当事務所の起業相談もご活用ください。会社設立のご支援なども積極的に展開していいます。