福岡起業の賢い選択

福岡市で起業する場合のオフィス

 

福岡市で起業、開業をお考えの方への参考情報です。

「起業時に事務所を安く借りられたら…」「他の起業家や専門家らにも、悩みを打ち明けられたら…」そんな創業時の願いを叶えてくれるのが、福岡市が運営する「起業の学び舎」のような施設「インキュベートプラザ」です。

 

 

福岡市の起業家の学び舎「インキュベートプラザ」

 

 

そもそも、元々英語であるインキュベートという言葉は、「会社設立間もない起業家らを行政が支援すること」を指します。つまり、インキュベート施設というと、起業支援施設と置き換えることができます。

福岡市では、15年ほど前から、市内数ヶ所に、市直営の「インキュベートプラザ」を開設。起業を目指す人たちに、安い家賃で事務所を貸し、かつ、専門家による経営相談を行うことで、最長3年間かけて、起業家の自立を後押ししています。

現在市内には、博多駅近くに「インキュベートプラザ博多」、百道浜近辺に「インキュベートプラザ百道浜」があり、オフィスビルに、事務用の敷居を立てることで、「シンプルな事務所」として貸し出しています。

注目すべきは、その月額料の安さ。「1平米当たり1200円」で利用できます。各区画の広さは、約20~25平方メートルなので、「一月当たりの家賃が2万円~3万円」という、超良心的な価格で、事務所を持つことができるのです。

利用条件は「創業を予定する人、または、創業から5年未満の事業者」です。

また「独創的なアイディアや技術を元に、新たな製品やサービスを生み出す事業計画があること」も条件に含まれています。

無論、シンプルな事務所ではありますが、業種を問わず、様々な起業家が入居するため、互いの不安や疑問を共有、刺激を受け合えるとして、まさに「福岡市の創業者らの学び舎」のような存在となっています。これは魅力的ですね。

 

 


インキュベートプラザ博多はどんな場所?

 

 

博多駅から歩いて10分ほどの場所にある「福岡商工会議所ビル」。この8、9階に「インキュベートプラザ博多」があります。開設は2003年。1区画当たり7.5坪前後になるよう事務用の敷居が立てられていて、全16ものの事業所が入居できます。

家賃は前述の通り、「1平米当たり、月に1200円」、つまり「月3万円程度」。パーテーションを使った簡易的な作りではありますが、敷金礼金は必要なく、最も長い人で、3年間利用できます。防犯面も安心で、各区画に鍵があるほか、常駐の警備員もいます。共用の打ち合わせ場所もあるため、商談も十分可能。

福岡市の市直営の施設のため、国や県、市など、行政からの補助金などの情報も随時チェックできる、とあって、独立して間もない起業家らにとっては、これ以上の好条件は、なかなかないと言えるでしょう。

OB会名簿によると、このインキュベートプラザ博多の卒業生には、設計事務所やモデル事務所、化粧品販売、土地活用のコンサルティングと、多種多様な起業家がズラリ。

「事業所の所在地が商工会議所ビルだったので、取引先から信用を得られた」とか「ここで多くの人と出会い、意見を聞く中で、起業のビジョンが整理された」など、OBの多くが、ここインキュベートプラザ博多時代の利点を語っています。起業すると人のつながりがやはり重要になってくるのでこうした人脈が得られるのも大きな魅力ですね。

 

 


インキュベートプラザ百道浜はどんな施設?

 

 

インキュベートプラザ百道浜は、博多より3年ほど早く、2000年に開設されました。シーサイドももち海浜公園近くの「福岡SRPセンタービル」の3階に、12の事業所が入居できます。設備などは、博多とほぼ同じですが、1区画当たりがおよそ20平米のため、月額料は2万5000円程度と、博多よりもリーズナブルです。

入居者の中には、関西出身でありながら「起業するなら福岡で」と言って起業した女性の創業者もいて、福岡市内外のみならず、起業を目指す全国の人たちから注目を集めていることが分かります。

 

 

起業支援施設への入居の注意点など

 

 

ただし入居には制約もあります。「事務所用スペース」としての利用に限定されている為、工場や学校、販売店舗としての利用したい場合は、入居ができません。また、入居期間中は、月に一度「入居企業同士の報告連絡会」があるため、例え異業種であっても、「同じインキュベートプラザの仲間」として、ネットワークが広がる、というのも大きな特徴の1つです。

なお、創業時に学生だった場合には、さらなるメリットがあります。「入居当初に大学等に在学中だった場合、在学中の家賃がさらに半額」、つまり「1平米当たり、月に600円」で借りられます。社会人だけでなく、学生による起業にも打って付けの施設となっています。

 

 

起業支援施設を利用したい場合は

 

 

これだけ魅力的な施設ですから、入居希望者多数の場合は、審査にパスした起業家のみが利用できることになります。両インキュベートプラザの募集告知は、いずれも年に2~3回。市のウェブサイトや広報紙などに、募集要項が掲載されたら、規定の用紙に「起業の為の、独創的なアイディアや販売戦略」などをしたため、審査結果を待つことになります。

以上、当事務所が独自に調査した内容ですので、制度の変更や条件によっては、賃料等は変化する可能性もありますのでご留意ください。

起業家の方々におすすめできる「福岡市の創業者の学び舎」インキュベートプラザ。今後も注目を集めそうです。